会計実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
前回につづき、「リース会計」をみていきます。難しい言葉が並びますが、時系列に整理しながら理解していきましょう。(笑)
ファイナンス・リース取引かオペレーティング・リース取引かを判断する基準には、「解約不能」と「フルペイアウト」の2つがありました。
〈フルペイアウトの判定基準〉
「解約不能」であり、かつ、次の基準のいずれかに該当する場合に、ファイナンス・リース取引と判定されます。
- 現在価値基準
- 経済的耐用年数基準
①現在価値基準とは
解約不能のリース期間におけるリース料総額の現在価値が、見積現金購入価額のおおむね90%以上であること。なお、現在現金購入価額とは、リース物件を借手(レッシー)が現金で購入するものと仮定した場合の合理的見積金額です。
②経済的耐用年数基準とは
解約不能のリース期間が、経済的耐用年数のおおむね75%以上であること。