FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

税理士事務所の社会的役割とは

税理士編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回は、税理士を目指す者として「税理士事務所の社会的役割」を考察したいと思います。AI(人工知能)の普及により、「税理士事務所の仕事が無くなる。」と言われていますが、FPおじさんは全く逆で「より深化したクリエイティブな仕事ができる。」と考えています。(笑)

 

税理士事務所の業務は、会計や税金相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心ですが、大半が決算書の作成及び税務申告が目的化されています。一方で、経営者(社長)が求めるのは、「業績向上のサポート」に尽きます。

 

これまでの税理士事務所は、会計・財務処理等の過去の事実を記録する会計(過去会計)が中心でしたが、今後は、経営戦略(経営計画)を作成し、社内へ浸透させ業績の予算実績管理を行う(未来会計)ことが社会的役割(使命)だと考えます。

 

FPおじさんは、大手専門学校で20年間勤務し、管理職(教務部マネージャー)としてトップの経営理念を現場へ浸透させ、毎年億単位の予算管理を行っていました。儲かる会社(強い会社)は、必ず事業計画を立案し予算管理を徹底しています。

 

中小零細企業には、「経営理念」もなければ「事業計画」すらありません。日々の業務に忙殺され1年が終わり、決算を迎えて税金を支払う。まるで、税金を支払うために働いているようだと感じる社長(経営者)が多い理由は、そこにあります。

 

これからの税理士事務所は、社長(経営者)と夢(経営理念)を共有して、下記の会計を実践することが求められると確信しています。

  1. 財務会計 ⇒ 管理会計(業績向上のための予算実績管理型会計)
  2. 過去会計 ⇒ 未来会計(経営理念に沿ったコンサルティング会計)

 

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