会計実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、初歩的な内容ですが実務では必須の「振込手数料」について解説していきます。学習簿記では大きな論点にならず見送られますが、請求書と通帳の入出金の差額を確認しながら会計ソフトへの入力が必要で、正直面倒ですよね。FPおじさんも初めて実務で入力した際、迷いました。(笑)
振込手数料について、民法485条では「弁済の費用について別段の意思表示がないときは、その費用は、債務者の負担とする。」と明記されています。したがって、お互いで何も決めなければ、支払側が負担するのが原則となります。
〈自社負担の場合〉
①買掛金の支払 ※民法原則
- 買掛金 ⇒ (買掛金)/(預貯金)
- 振込料 ⇒ (支払手数料)/(預貯金)
②売掛金の回収
〈相手負担の場合〉
①買掛金の支払
- 買掛金 ⇒ (買掛金)/(預貯金)
- 振込料 ⇒ (買掛金)/(支払手数料)
②売掛貴の回収 ※民法原則
参考:上記仕訳は、(借方)/(貸方)です。