FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

日本株の動向をFPが緊急解説‼

FP実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

現在、世界の中央銀行FRB、ECB、日銀など)による量的金融緩和政策(QEでカネ余り現象が発生し、米国株や日本株が上昇しています。皆さんは、現在の株高をどう思いますか?

 

FPおじさんは今の楽観的なムードを非常に恐ろしく感じていますので、昨年来、ポートフォリオの資産配分を安全資産重視へ変更しています。具体的には、株式は全て利益確定して、金ETFとインバース(ベア)ETFを買い増ししています。

 

米国ではトランプ大統領が自身の再選に向けて、言葉は悪いですが「やりたい放題」の状況です。FRBへプレッシャーをかけて資金を供給(紙幣を刷りまくる)し、米国株高を誘発させている状況は周知の通りです。

 

このお祭り騒ぎに便乗して日本株も上昇していますが、日本では昨年10月の消費税増税に伴い急速に経済は悪化(想定通りですが・・・。)しています。東京オリンピックがあるから日本株が上がっているわけではありません。

 

今週金曜日(1/17)に、FPおじさんが気にしている日本株に関するテクニカルシグナル(売りシグナル)が点灯しましたので、報告したいと考えて緊急ブログを書くことにしました。なお、あくまでも参考までに、自己判断でご検討ください。

 

〈1/17の終値

 

日本株株価指数は、NK225とTOPIXが有名ですがこの2指数が同時に直近高値を更新せず、一方が出遅れている場合(とくにTOPIX)、株価天井のシグナルになります。昨年の4月高値、7月高値、9月高値で同様のシグナルが点灯し、いずれも大幅な株価下落が起きています。

 

なお、ブルームバーグの情報では、ゴールドマン・サックス証券が今週4日間で約4,300億円の異様なTOPIX先物売り(下落予想)をポジショニングしたとの報道が流れています。投資銀行により、日本株が下落標的(ターゲット)にされています。

 

ちなみに、伝説の投資家であるW.D.ギャンが提唱しているアニバーサリー・デイト(変化日)が1/16のため、ほぼ当てはまるのも不気味な感じがしています。理由は分かりませんが、何故か毎年1/16前後を境に株価が大きく変動します。

 

以上、今月はイギリスのブレクジット問題(EU離脱も要注意ですので、ドイツ銀行破たんリスクも念頭に置いておく必要があります。証券会社や銀行の勧めで高い手数料ファンドを買っているシニアの皆さん、投資は慎重に。(祈)

 

〈注意〉

上記内容は、FPおじさんの私論であり一切の責任は負いかねますので、最終判断は自己責任で宜しくお願いいたします。

 

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