FP実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
前回につづき、「今後の日本株」について解説していきます。あくまでもFPおじさんの私論であり、一切の責任は負いかねますので、最終判断は自己責任で宜しくお願いいたします。私は神様ではありませんので。(笑)
今回もFPおじさんオリジナルの「Supply and Demand(SD)」戦略(ストラテジー)について解説していきます。FPおじさんの特別講義を再開します。今回も「中期投資」についてみていきます。
〈中期投資について〉
FPおじさんオリジナル「5年サイクル理論」に基づいた「エンジェル・バリュー投資」を具体的に解説していきます。
上場企業の場合、通常、株主総会で「中期事業計画」を発表します。中小零細企業の事業計画は非公開ですが、上場企業は、自社のホームページで公表するのが一般的です。
「エンジェル・バリュー投資」の第1歩は、まず「中期事業計画」を確認することから始めます。企業価値(バリュー)は、この中期事業計画が成長ドライバーになり増減することになります。
企業は通常、メインバンク(銀行)が様々な経営支援を行いますが、「中期事業計画」および「決算書」により評価されます。その企業のビジネスモデルについて、今後、成長が見込めるかどうかを厳しく審査されます。
したがって、私たち個人投資家も同様に、株式市場で株を買う前に投資先企業のビジネスモデルに成長性があり、かつ企業価値(バリュー)が増えていくのかどうかを検討しなければなりません。
今回、新型コロナウィルスの影響に伴い、世界の経済が止まりました。そして、ほぼ全ての業種(産業)が大ダメージを受けました。ホテル・旅行・航空・小売業を中心に、倒産・廃業が増加するでしょう。
日本国民は今回の強烈な教訓(体験)で、お金を使わなくなるでしょう。さらには、今回、政府は120兆円規模の補正予算を組みました。これは、将来、必ず増税という形で日本国民が負担することになります。
また、日本銀行(BOJ)が、禁じ手の「無制限金融緩和」に踏み込んでしまいました。大半の日本国民(一般消費者)は、この意味が全く分からないと思いますが、大量の紙幣が市場経済へばら撒かれます。
日本円の価値が下落し、日本紙幣がその価値を失うことになります。つまり、物価が上昇して、かつ金利が上昇するリスクが高まっているということです。企業のリストラ等により給与は減る中、物(生活必需品)のねだん(価格)が上昇します。
皆さんを驚かせるつもりは毛頭ありませんが、楽観的(のん気)に構えていると大変苦しい生活(人生)を歩むことになる可能性を指摘しておきます。
以上、次回は、「アフター・コロナの世界」を考え、生き残るためには今、何をすべきかを講義していきます。次回もお楽しみに‼(笑)
〈注意〉
上記内容は、FPおじさんの私論であり一切の責任は負いかねますので、最終判断は自己責任で宜しくお願いいたします。