FP実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
前回につづき、「今後の日本株」について解説していきます。あくまでもFPおじさんの私論であり、一切の責任は負いかねますので、最終判断は自己責任で宜しくお願いいたします。私は神様ではありませんので。(笑)
今回もFPおじさんオリジナルの「Supply and Demand(SD)」戦略(ストラテジー)について解説していきます。FPおじさんの特別講義を再開します。今回も「中期投資」についてみていきます。
〈中期投資について〉
FPおじさんオリジナル「5年サイクル理論」に基づいた「エンジェル・バリュー投資」を具体的に解説していきます。⑳特別講義から休講が続きましたので、復習から始めたいと思います。
「エンジェル・バリュー投資」の第1歩は、まず「中期事業計画」を確認することから始めます。企業価値(バリュー)は、この中期事業計画が成長ドライバーになり増減することになります。
まずは、株式市場で株を買う前に投資先企業のビジネスモデルに成長性があり、かつ企業価値(バリュー)が増えていくのかどうかを検討しなければなりません。前回、老舗企業レナウンの破綻をお伝えしました。
「アフター・コロナの世界」を生き残れる企業を探し、株安(買い手が少ない)の今、中期でじっくりと資金を入れて(投資して)いきます。投資の基本ルールですが、投資先企業を分散し、かつ投資のタイミングを数回に分散します。
投資先企業の選定方法で、FPおじさんが最も重要視しているのが、「PBR(株価純資産倍率)」です。企業の解散価値(バリュー)に対して、株価が割高か割安かを判断できる古くから用いられている指標です。
〈PBR(Price Book‐value Ratio)〉
株価と純資産の関係を見る指標で、株価が1株当たり純資産の何倍まで買われているのかを確認できます。通常、PBR1倍が解散価値になりますので、PBR1倍割れの企業を選定して投資して行きます。
- PBR(倍)=株価/1株当たり純資産
〈エンジェル・バリュー投資(まとめ)〉
- 企業の中期経営計画(5年サイクル)を確認する。
- アフター・コロナで生き残れる成長企業を選定する。
- PBR(株価純資産倍率)1倍割れの企業を選定する。
- 投資先企業は、可能な限り複数社選定する。
- 投資資金は、少しずつ数回に分けて投資(株を買う。)する。
以上、次回は、FPおじさんが考えるアフター・コロナの世界と注目セクター(業界)を解説していきます。お楽しみに‼(笑)
〈注意〉
上記内容は、FPおじさんの私論であり一切の責任は負いかねますので、最終判断は自己責任で宜しくお願いいたします。