FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

【FPおじさんと学ぶ】最強アメーバ経営入門⑩

ビジネス経営編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第10回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫アメーバ経営稲盛和夫著)」をご準備ください。

 

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〈第1章(ひとりひとりの社員が主役)〉

  • 市場に直結した部門別採算制度の確立(部門別採算制度の誕生)

経営者である私は、「売上を最大に、経費を最小にする」という原則をベースに、会社全体を経営することができる。だが、組織が大きくなっていけば、私ひとりでこの原則を末端まで徹底しようとしても限界がある。

 

肝心の売上や経費は、現場で日々生み出されていくのだから、現場で働く従業員たちにも、この原則を理解し、実践してもらう必要がある。そんなとき、私が思いついたことは、会社全体を小さなユニットオペレーションに分割し、そのユニットがお互いに社内で売買するような仕組みを設ければよいということである。

 

各工程間で仕掛品を売買するかたちにすれば、各ユニットはひとつの中小企業のように独立した採算単位となり、それぞれのユニットが「売上を最大に、経費を最小に」という経営原則を実感しながら、自主的に経営していくことができる。このことを京セラでは、「社内売買」と呼び、アメーバ経営の大きな特徴となっている。

 

〈FPおじさんインプレッション〉

アメーバ経営」の大きな特徴である「部門別採算制度」は、中小零細企業が大きく飛躍する際に、是非、参考にしていただきたい最強ビジネスモデルです。各部門(アメーバ)の管理者(リーダー)を共同経営者と考え、予算管理(売上・経費)を任せる仕組みです。

 

当然、任せる以上は、お互いが「信頼の絆」でつながっていなければ意味がありません。そのためには、「経営理念」や「経営哲学」を共有(シェア)して、従業員(社員)が「自分の会社」という意識をもつことが最も重要になります。

 

さらに、各部門(アメーバ)の間で「社内売買」が行われるところが、非常に特徴的で素晴らしい発想だと思います。各部門(アメーバ)が小さな会社として、損益管理を徹底して採算を考える。管理者(リーダー)が経営者意識をもって働くことができます。

 

以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)

 

出典:アメーバ経営稲盛和夫著)

https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/

 

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