ビジネス経営編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術「アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第12回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫「アメーバ経営(稲盛和夫著)」をご準備ください。
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〈第1章(ひとりひとりの社員が主役)〉
- 経営者意識を持つ人材の育成(共同経営者としての仲間)
どんな会社でも、経営者とは孤独なものである。トップとして、最終的に決断を下し、責任を負わなければならないので、つねに心細さがつきまとう。私の場合、それまでに会社を経営した経験もなかったため、なおさらのことだった。自分と苦楽をともにし、共同経営者としての責任を感じてくれる仲間がほしいと心の底から思った。
会社の規模が拡大し、経営者や各部門の責任者が会社全体を管理することが不可能となったときでも、組織を小さなユニットオペレーションに分けて、独立採算にしておけば、そのリーダーが自分のユニットの状況を正しく把握できる。
小さなユニットであっても、その経営を任されることで、リーダーは「自分も経営者のひとりだ」という意識を持つようになる。そうなると、リーダーに経営者としての責任が生まれてくるので、業績を少しでもよくしようと努力する。
従業員として「してもらう」立場から、リーダーとして「してあげる」立場になる。この立場の変化こそ、経営者意識の始まりなのである。そうなれば、「一定時間働けば、一定の報酬がもらえる」という立場から、180度変わって、今度は、メンバーの報酬を払うために自らが稼ぐ立場になる。
そのため、自己犠牲を払ってでも、経営をよくしていこうと思うようになる。こうして、経営責任をともに負ってくれる共同経営者が、リーダーのなかから次々と誕生してくれるのである。
〈FPおじさんインプレッション〉
FPおじさんは、勤務する税理士事務所で中小零細企業の社長様とお付き合いがありますが、大半の社長様が、「社長は孤独だ。」と言われます。現在の京セラ稲盛会長様からは想像できませんが、同様に感じておられたというのは意外でした。
以前ブログで、 「強いマインドの育て方」という特別講義を連載(バックナンバーをご覧ください。)した際、「経営者マインド」について解説しました。日本のサラリーマン全員が「自分も経営者のひとりだ。」とう意識を持てば、日本は世界一の国になると力説しました。
大半の人が、「他人に依存」して生きています。国が何とかしてくれる。会社が何とかしてくれる。家族が何とかしてくれる。そうです。「くれくれ君」なのです。強い会社には、くれくれ君はひとりもいません。
新型コロナウィルスの影響に伴い、日本経済は大変な事態になっています。歴史上、類をみない未曾有の事態を乗り越えるためには、国民ひとりひとりが、「してもらう」から「してあげる」に、マインドセットを180度変える必要があります。
皆さんは、自己犠牲を払ってでも会社を、そして社会を良くしようと考えておられるでしょうか?今一度、自身の仕事を振り返り、自問自答してみてください。明日から、行動が変われば、習慣が変わります。習慣が変われば人生が変わり道が拓けます。
以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)
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