ビジネス経営編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術「アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第14回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫「アメーバ経営(稲盛和夫著)」をご準備ください。
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〈第1章(ひとりひとりの社員が主役)〉
- 全員参加型経営の実現(経営理念と情報の共有化)
一般の会社のなかには、親から家業を継いだり、自分が金儲けをしたいから会社を設立したりする場合が多い。 京セラが、もし、そのような会社であれば、労使が一致団結するような会社にすることは、さぞ難しかったろう。しかし、もともと信じ合える同志が集まり設立した会社なので、経営者である私が、私腹を肥やそうなどというつもりは毛頭なかった。
それでも、全従業員が、私の経営者としての苦労をよく理解してくれたわけではなかった。私が「おまえ、そんなことをしている場合じゃないだろう。いま、会社はこういう状況やないか」と話してもピンとこないようで、私と従業員のあいだに心理的なギャップが残っていた。
そのとき、みんなが私の言っていることを理解してくれないのは、会社の実態が分かっていないからだということに気づいた。私がいま悩んでいること、困っていることを包み隠さずみんなに知ってもらうことがいちばん大切だと考えたのである。
〈FPおじさんインプレッション〉
中小零細企業の社長様が最も悩んでおられるのが、経営者(社長)と従業員の意識の違い(ギャップ)ではないでしょうか。素晴らしい経営理念を掲げても、現場が理解して行動してくれなければ、絵に描いた餅に終わってしまいます。
京セラの稲盛会長様がご指摘のとおり、「大家族主義」の下、従業員を信頼して全てをさらけ出すことによって、実は、その意識の違い(ギャップ)を埋めることができます。ただ、経営者(社長)の大半は、自分の弱さを見せることに抵抗があります。
経営者(社長)は孤独だと言われますが、その虚像を作り出しているのは自分であり、自分をさらけだし(経営数値をオープンにし)、従業員を信頼して任せることで、重たい荷物を背負ってくれる同志が育ちます。
以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)
https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/