ビジネス経営編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術「アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第16回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫「アメーバ経営(稲盛和夫著)」をご準備ください。
〈楽天ブックス(送料無料)〉※中古品でも大丈夫。(笑)
https://books.rakuten.co.jp/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_0_10000991
〈第2章(経営には哲学が欠かせない)〉
- 事業として成り立つ単位にまで細分化(細かくすればよいわけではない)
組織の分け方というのは、事業の実態をよく把握し、その実態に沿ったものでなければならない。そのために、私は三つの条件があると考えている。
(第一の条件)
切り分けるアメーバが独立採算組織として成り立つために、「明確な収入が存在し、かつ、その収入を得るために要した費用を算出できること」である。
(第二の条件)
「最小単位の組織であるアメーバが、ビジネスとして完結する単位となること」である。
(第三の条件)
「会社全体の目的、方針を遂行できるように分割すること」である。
〈FPおじさんインプレッション〉
「アメーバ経営」の要諦は、アメーバをどのように切り分けていくのかという点にあります。京セラ稲盛会長様は、その方法を具体的に示されており、中小零細企業でも実務の現場で応用できます。
アメーバを一つの会社と考え、「独立採算制」を採用しますので、一つのアメーバごとにビジネスとして完結する単位であることが重要になります。組織というものをあまり細かく分ければ、小さな組織が乱立することになり、ムダが生じることになります。
さらに、アメーバリーダーが、小さな組織であっても経営者としてやりがいを感じることが重要です。したがって、創意工夫により事業を改善していける単位にまでしか組織を分割すべきではありません。
以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)
https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/