ビジネス経営編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術「アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第17回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫「アメーバ経営(稲盛和夫著)」をご準備ください。
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〈第2章(経営には哲学が欠かせない)〉
- 事業として成り立つ単位にまで細分化(つねに組織を見直し続ける)
アメーバ経営の特徴は、経済状況、市場、技術動向、競合他社などの急速な変化に対し、アメーバ組織を柔軟に組み替え、即座に対応できるところにある。企業を取り巻く環境は刻一刻と変化しており、市場の移り変わりや競合他社の動きに応じて、その時々の状況に合ったベストの組織にする必要がある。
経営者やリーダーは、いまの事業を取り巻く環境や自社の方針と現在の組織が適合しているかを、つねにチェックしておく必要がある。既存のアメーバであっても、さらに細分化していく、あるいは逆に細分化しすぎたものは再び統合してひとつにするといった、見直しをかけていくことが必要である。
アメーバの組織をつねに最適なものにしておくということは、たいへん重要であり、これに失敗すればアメーバ経営の意味がなくなってしまうほどの問題である。「アメーバ組織をどう切り分けるかということこそ、アメーバ経営の始まりであり、終わりである。」
〈FPおじさんインプレッション〉
ダーウィンの進化論が示すように、生き残っていくためには急速な経済の変化に対応できる強い組織を作らなければなりません。中小零細企業に倒産や廃業が多い理由は、ずばり組織の脆弱性にあります。
前回解説しましたが、「アメーバ経営」の要諦は、アメーバをどのように切り分けていくのかという点にあります。新型コロナウィルスの発生に伴う経営リスクを強烈に感じた経営者(社長)は多いかと思います。
今回の教訓を活かすためにも、社内にアメーバをたくさん作り、常に経営効率を改善して強い組織を構築する努力をしなければなりません。そのためには、アメーバリーダーが、小さな組織であっても経営者としてやりがいを感じることが重要です。
以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)
https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/