FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

【FPおじさんと学ぶ】最強アメーバ経営入門⑳

ビジネス経営編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第20回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫アメーバ経営稲盛和夫著)」をご準備ください。

 

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〈第2章(経営には哲学が欠かせない)〉

  • リーダーには経営哲学が必要(リーダーは公平な審判)

各アメーバは自分の食い扶持を自分で稼ぎ自分を守ろうとするエゴを発揮しなければ生き残れない。だが、一方で会社全体の視点で、トータルの利益を最大にすることが、本来の使命である。

 

この利益と全体の利益のあいだで対立が起こると、葛藤が絶えない。その葛藤を克服するには、個として自部門を守ると同時に、立場の違いを超えて、より高い次元で物事を考え判断することができる経営哲学、フィロソフィを備える必要がある。

 

ここでいうフィロソフィとは、私が常日頃から説いている「人間として何が正しいのか」ということを判断基準とした経営哲学である。この普遍的な経営哲学を会社経営のバックボーンに据えることで、アメーバはエゴとエゴのぶつけ合いを排し、個の利益と全体の利益を調和させようと努力するようになる。

 

アメーバ経営とは、フィロソフィをベースに部門間の利害対立を正しく解決することによって、個と全体の利益を同時に追求しようとするものである。つまり、アメーバ経営は、フィロソフィをベースとしてはじめて、利害の対立を克服し、正常に機能することが可能となる。

 

〈FPおじさんインプレッション〉

以前、ブログで「強いマインドの育て方」という特別講義(バックナンバーをご覧ください。)をした際、「サラリーマン全員が経営者意識を持てば強い日本は復活する。」と熱く語りました。

 

会社員(サラリーマン)の皆さん、会社(他人)に依存するのではなく自分の食い扶持は自分で稼げていますか?よくある風景として、居酒屋でサラリーマンが会社や上司の愚痴を零していますが、完全なる他人依存状態で末期症状です。

 

一方、経営者(社長)は、「人間として何が正しいのか」ということを判断基準とした経営哲学(フィロソフィ)を会社経営のバックボーンに据えて、経営者意識を持ったアメーバリーダーを育てる努力をしなければなりません。

 

以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)

 

出典:アメーバ経営稲盛和夫著)

https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/

 

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