FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

【FPおじさんと学ぶ】最強アメーバ経営入門㉓

ビジネス経営編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第23回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫アメーバ経営稲盛和夫著)」をご準備ください。

 

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〈第2章(経営には哲学が欠かせない)〉

  • リーダーには経営哲学が必要(実力のある人をリーダーに)

組織を運営していくうえで重要なことは、本当に実力のある人が、その組織の長につくことである。温情主義により、実力のない人物を年長だという理由だけでリーダーにしたのでは、会社経営はすぐ行き詰まり、全従業員がその不幸を背負うことになる。

 

たとえ十分な経験がなくとも、すばらしい人間性と能力を有し仕事に対して熱意を持ち人間として尊敬され、信頼される人物を適材適所に配置してこそ、会社は厳しい競争に打ち勝ち、成長することができる。京セラではこのように、「実力主義」を原則として組織を運営してきた。

 

蟹は甲羅に似せて穴を掘る」という言葉があるように、会社というのは、その経営陣の器より大きくならないものである。中途採用の優秀な人材が、やがて京セラの成長に大きく寄与してくれたことは疑いない。京セラの創業に参加した人たちは、実力主義こそ会社発展の基礎であり、全従業員にすばらしい利益をもたらすものであることを理解してくれた。

 

〈FPおじさんインプレッション〉

FPおじさんは、税理士事務所に勤務し企業経営者(社長)とお付き合いする中で、「社長の器」により会社経営は決まることを実感しています。中小零細企業の社長には、いわゆる「ワンマン経営」で自分の力を過信している方が多いのが実態です。

 

伸びる会社(企業)の共通点の一つに、「戦略的人事」があります。自社に足りないスキル・智慧を持った人材を経営戦略とリンクさせて計画的に採用することが重要です。単に退職者を補充するために人材を採用しているようでは、会社の成長はありません。

 

新型コロナウィルスの影響に伴い、倒産・廃業に追い込まれている会社(企業)が増える中、実はこれから、有能な人が人材市場に放出されます。ピンチをチャンスに変える発想で人事戦略を考えてみてください。 

 

以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)

 

出典:アメーバ経営稲盛和夫著)

https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/

 

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