ビジネス経営編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術「アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第26回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫「アメーバ経営(稲盛和夫著)」をご準備ください。
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〈第3章(アメーバの組織づくり)〉
- 小集団に分け、機能を明確に(まず機能があり、それに応じて組織がある)
組織は会社経営のベースとなるたいへん重要な要素であり、組織づくりは経営の根幹をなすものである。一般の会社では、いわゆる経営の常識と呼ばれるものに従って、組織を編成しているところが少なくない。だが、単に常識に従って、組織をつくっていくと、人員が知らず知らずに増加していき、組織の肥大化が起こりやすい。
そのような肥大化を避けるためには、会社を運営するうえで、不可欠な機能にもとづいて組織を編成しなければならない。「他社もそうしているから、このような組織をつくろう」というような横並びの発想ではなく、会社を効率的に運営するために、まず、どのような機能が必要なのかを明らかにし、その機能を果たすためには、どのような組織が最低限必要なのかを考えるべきである。
そのうえで、その組織を運営していくためには、最小限どれくらいの人員が必要なのかを考えるのである。アメーバ経営における組織編成は、このように「まず機能があり、それに応じて組織がある」という原則にもとづいて、最低限必要な機能に応じたムダのない組織を構築することが基本になっている。
〈FPおじさんインプレッション〉
中小零細企業が成長できない理由の一つに、「会社が組織化されていない」ことが挙げられます。創業オーナー(社長)が一人で走り続けていると、必ず限界がきます。会社を私物化せず、社会的に開かれた箱だと考え、組織作りを早期に検討することをFPおじさんは、お勧めしています。
経営者(社長)の仕事は、自身が働かなくても会社が回る仕組みを作る(仕組化)ことであり、自身ががむしゃらに働くことではありません。当然、スタートアップして間もない企業(会社)は仕方ありませんが、できる限り早いタイミングで仕組化を意識するようにしてください。
アメーバ経営における組織作りの神髄は、「常識にとらわれない。」ということです。日本人は横並び意識(他人のマネ)が強く、自社オリジナルの組織づくりが上手ではありません。一方で、自社のことを知っているのは経営者(社長)だけです。
会社のあるべき姿を強くイメージして、専門家の先生へアドバイスをもらいながら、自社オリジナルの組織(チーム)を、ワクワク楽しみながら作っていただくのが良いのではないでしょうか。組織(チーム)作りは、仲間作りですね。
以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)
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