ビジネス経営編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術「アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第30回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫「アメーバ経営(稲盛和夫著)」をご準備ください。
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〈第3章(アメーバの組織づくり)〉
- 市場に対応した柔軟な組織(いま戦える体制をつくる)
アメーバ経営の目的のひとつである「市場に直結した部門別採算制度」を実現するためには、組織を細分化するだけではなく、アメーバ組織を市場の変化に対してつねに即応させなければならないということである。
めまぐるしく変化する市場を相手にわれわれは事業をおこなっている。その動きや変化に応じて、組織体制も柔軟に変えていかなければ、市場から取り残されてしまう。「いまを戦える体制をつくらなければ、競争に負けてしまう」という危機感から、私はつねに組織をつくり変えてきた。
実際に経営してみるとわかることだが、一生懸命考えて「組織をこう変えよう」と思っても、しばらくしてもう一度考えてみると、「これでは矛盾があってうまくいかない」と思うことがある。そんなとき、方針を軽々しく変えたのでは沽券にかかわると考える人もいるだろう。しかし、実際に仕事のことを真剣に考えれば、朝令暮改にならざるをえない場合もある。
〈FPおじさんインプレッション〉
市場の変化に対応するため、柔軟に組織を変えていく様は、まさに「アメーバ」が分裂したり合体したりする様を彷彿させます。通常、老舗企業の場合、伝統を重んじるがために、フレキシブルに動けず市場の変化に対応できない。
京セラの強さの秘密は、この経営のスピード感にあります。これも全て、稲盛会長様の「器の大きさ」に起因しています。朝令暮改を良しとし、リーダーの意志に対して、現場が「打てば響く」ように即応する。
「これでいい」と思えばすぐに手を打つ。また、「これはダメだ。こうするべきだ」と思えば、部下に「すまん」と言って、すぐ直す。アメーバ経営には、すばらしいアイディアを思いつけば、すぐ実行して効果を出すスピードがあります。
以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)
https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/