ビジネス経営編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術「アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第33回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫「アメーバ経営(稲盛和夫著)」をご準備ください。
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〈第4章(現場が主役の採算管理)〉
- 全従業員の採算意識を高めるために(売上最大、経費最小)
私は経営や会計の素養がなかったため、経営というものを難しく考えるのではなく、できるかぎりシンプルにとらえるようにした。その結果、経営においては「売り上げを最大にし、経費を最小にすれば、結果としてその差である利益が最大になる」という原理原則を見出し、それに従って今日まで会社を経営してきた。
この「売上最大、経費最小」という原理原則は、時間当り採算制度のベースとなるものである。そのために、まず、お客様が必要とする製品やサービスを提供していく際、あらゆるムダを抑え、支出を削減することが、経営の基本となる。
一般的には、売上が増えれば経費もそれに応じて増えていくものと考えられがちだが、経費を増やさない、あるいは減らすことさえ可能である。あらゆる創意工夫によって売上を増やす一方で、つねに経費を徹底して切り詰めていくことが経営の原則である。
〈FPおじさんインプレッション〉
日本の会社(企業)のうち99%が中小零細企業だと言われていますが、ここまで徹底して経費削減を行っている会社(企業)は何社あるでしょうか。大半の中小零細企業は「赤字」であり、「税金が少なくて良かった。」という経営者(社長)がいる始末です。
経営の原理原則は、「利益」を出して「お金」を貯めて「内部留保」を厚くし経営を安定させて、将来の万が一の事態に備えることです。日本の大手企業は、リーマンショックによる辛い経験を糧に、世界トップクラスの内部留保を有しています。
中小零細企業の経営者(社長)の方は、今回の新型コロナウィルスの影響に伴い「地獄」を見ていると思います。今回の強烈な経験を「プラス(チャンス)」と考えるのか、「マイナス(ピンチ)」と考えるのかで生死を分けます。
今回、中小零細企業をご支援(無料)したいと考え、ブログで「最強アメーバ経営」を連載しています。このブログを何度も読み返していただき、血肉にして経営の在り方を考え直してみてください。奮闘を祈ります。そして、生き残ってください。
以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)
https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/