FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

【FPおじさんと学ぶ】最強アメーバ経営入門㊱

ビジネス経営編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第36回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫アメーバ経営稲盛和夫著)」をご準備ください。

 

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 〈第4章(現場が主役の採算管理)〉

  • 全従業員の採算意識を高めるために(現場が活躍できる管理会計手法③)

現場の社員に経営の実態を知ってもらおうと損益計算書などの経営資料をそのまま持ち込んだとしても、現場の人たちにとっては非常に複雑でわかりにくいため、自分の仕事に直接結びついているという実感がわかないだろう。

 

それならば、ふつうの家で使っている家計簿のように、シンプルに各部門の収支状況をとらえることができないだろうかと思い、考案したのが「時間当り採算表」である。

 

初期のころは、アメーバリーダーが実績数値のみを表のなかに書き入れていたが、やがて、月初に予定数字を組むようになった。現在では、それぞれのアメーバが月次単位の自分たちの活動計画を具体的は予定数字として時間当り採算表で表し、実際の活動によって売上や経費がどれだけ発生したのかという実績と対比しながら採算を管理している。

 

〈FPおじさんインプレッション〉

京セラの稲盛会長様がご指摘のとおり、財務諸表(損益計算書貸借対照表)の意味が理解できない従業員(社員)は非常に多いと思います。これは、雇用する企業(会社)、そして日本経済にとって大きなマイナス(ビハインド)を意味しています。

 

京セラでは、会計簿感覚で経営数値を理解できる「時間当り採算表」というものが利用されています。詳細な解説は次回行いますが、FPおじさんは常々、「簿記」と「FP(家計管理)」を国民の常識(義務教育)にしたいと訴えています。

 

国民が「簿記」や「FP(家計管理)」を知らないために生んでいる日本経済の「逸失利益」は膨大であり、また国際競争力を低下させる一因になっていると思います。文部科学省の方が、もしこのブログをご覧いただくことがあれば、是非、「義務教育化」を検討していただきたく存じます。

 

アフタコロナの時代を生き抜くために必要な知識は何か。それは、FPおじさんが人生の羅針盤と称す「簿記」と「FP(家計管理)」の知識(技術)です。日本国民全員が、「株式会社自分」という会社の経営者となり「主体的」に動ければ「幸福な社会」の実現にもつながると確信しております。

 

以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)

 

出典:アメーバ経営稲盛和夫著)

https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/

 

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