FP実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今年は新型コロナウィルスの影響に伴い、お盆ですが「里帰り」できない方が大多数かと思います。皆さんの中には、勤務先が倒産・廃業したり、またリストラで会社を退職し不安なお盆休みを過ごされている方もおられるかもしれません。
FPとして何かお役に立てることはないかと考え、「ライフプランニング(人生設計)」について解説することにしました。皆さんの生活が、少しでもより良いものになりますように祈念してアドバイスさせていただきます。
勤務先が倒産・廃業したり、またリストラで会社を退職した場合、通常、再就職に向けて「就職活動」をされる方が最も多いかと思います。当然のことですが、実は就職活動の前にやって欲しいことがあります。それは、「家計の見直し」です。
転職に向けて就職活動をすると、通常、転職エージェントへ登録したりハローワークへ行きますが、そこで現実に直面します。各担当者から言われるのは、「ご希望の会社(企業)はありません。条件を下げましょう。」の一言です。
「そんなことはない。自分の実力があれば何とかなるはずだ。」と錯覚する方が大半ですが、どんなに頑張っても見つかりません。昨今、新型コロナウィルスの影響に伴い、全ての業界(業種)で雇用が失われています。
プロFPとしてTwitterで情報発信していますが、実体経済の悪化に加え、これから金融経済(株式市場や不動産市場)まで溶けていく可能性もあり、残念ながら一時的な問題ではなく令和恐慌(長期不況)を覚悟する必要があります。
加えて、日銀(BOJ)の無制限金融緩和による副作用(物価上昇)が懸念され、かつ政府の財政ファイナンス悪化による増税も必死の状況であることを理解しなければなりません。
私たち日本国民は、長期的視野で生活防衛(家計の見直し)を早期に行う必要があることを理解して、早急に家族会議(ファミリーミーティング)を開いてください。家計収入が増えることは、残念ながら当面考えられません。転職先も見つからないでしょう。
以上、国が何とかしてくれる、自治体が何とかしてくれる、会社が何とかしてくれる、という幻想(他人依存型生活)を捨て、自立(主体的独立型生活)できるように人生設計を考えましょう。次回、さらに詳しく解説していきます。(合掌)
参考:「金持ち父さん貧乏父さん」日本オフィシャルサイト