FP実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
2020年8月28日(金)午後5時、「安倍総理(首相)」が持病悪化により辞任を表明されました。前回⑥(9/5更新)から少し飛びましたが、今回も「アフタアベノミクス」の日本株マクロ投資戦略について、解説していきます。
〈3本の矢(アベノミクス)〉
- 第1の矢 ⇒ 大胆な金融政策(デフレマインドの払拭)
- 第2の矢 ⇒ 機動的な財政政策(政府主導による需要創出)
- 第3の矢 ⇒ 民間投資を喚起する成長戦略(規制緩和)
出典:首相官邸ホームページ
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/seichosenryaku/sanbonnoya.html
〈第2の矢(機動的な財政政策)〉
前回まで、第1の矢(大胆な金融政策)を解説しました。現在の「株高」は必ずしも日本の実体経済を反映しているものではなく、アベノミクスの「量的緩和策」という大胆な金融政策により株価操作で「作られた株価」であることを理解してください。
今回から、第2の矢(機動的な財政政策)を検証していきます。 そもそも財政政策とは何でしょうか。それは、政府が歳入や歳出を通じて、経済に影響を及ぼす政策のことです。先に解説した中央銀行が行う金融政策とならぶ経済対策の柱です。
ちなみに、2008年リーマンショック時の財政政策(第1弾)では、約10兆円規模の経済対策予算が組まれました。今回、2020年コロナショック時の財政政策(第1弾)では、何と約39兆円(第1弾)が組まれたのは記憶に新しいと思います。
「リーマンショック」と「コロナショック」は、規模および(本)質が全く異なります。詳細は、次回、解説していきますが、全世界同時に経済が止まった今回の経済危機は、歴史上人類が経験したことの無いスケールであることを肝に銘じてください。
以上、次回も「アフタアベノミクス」を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。このブログを見て、FPおじさんに賛同していただける同志の方は、是非、TwitterをフォローしてDM(ダイレクトメール)をください。
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〈注意〉
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