FP実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
2020年8月28日(金)午後5時、「安倍総理(首相)」が持病悪化により辞任を表明されました。前回につづき、今回も「アフタアベノミクス」の日本株マクロ投資戦略について、解説していきます。
〈3本の矢(アベノミクス)〉
- 第1の矢 ⇒ 大胆な金融政策(デフレマインドの払拭)
- 第2の矢 ⇒ 機動的な財政政策(政府主導による需要創出)
- 第3の矢 ⇒ 民間投資を喚起する成長戦略(規制緩和)
出典:首相官邸ホームページ
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/seichosenryaku/sanbonnoya.html
〈第2の矢(機動的な財政政策)〉
財政政策とは、政府が歳入や歳出を通じて、経済に影響を及ぼす政策のことです。2008年リーマンショック時の財政政策(第1弾)では、約10兆円規模の経済対策予算が組まれました。今回、2020年コロナショック時の財政政策(第1弾)では、何と約39兆円(第1弾)が組まれました。
今後の投資を考える際、「リーマンショック」と「コロナショック」の違いを十分に理解して長期のマクロ視点で戦略を練らなければなりません。FPおじさんがお勧めしているのは、デイトレードを代表するような短期の投機ではありません。
「投機」と「投資」は全くの別物です。投資の初心者の方は、「投機=ギャンブル」で「投資=成長を買う」という視点を先ずは理解してください。昨今、失業者の方が証券口座を開設し「投機」をしているのを見て、非常に危険だと感じています。
短期の投機で勝ち続けることは絶対にありません。現在、世界的な投機家(ヘッジファンド)は、AI(人工知能)を駆使したプログラム売買を行っており、人間の知能が勝てるはずがありません。人間の裏の裏まで読んで投機(勝負)を仕掛けてきます。
新型コロナウィルスが世界にもたらした変革(地獄)は、これまでの投資戦略(常識)が通用しない可能性があります。少なくとも日本は、世界で最も少子高齢社会を迎える国であることも忘れてはなりません。
以上、次回も「アフタアベノミクス」を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。このブログを見て、FPおじさんに賛同していただける同志の方は、是非、TwitterをフォローしてDM(ダイレクトメール)をください。
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〈注意〉
上記内容は、FPおじさんの私論であり一切の責任は負いかねますので、最終判断は自己責任で宜しくお願いいたします。