ビジネスキャリア編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回から、日本全国で半沢直樹と同様に熱いマインドを持って会社で戦っている諸君(同志)へエールを贈るため、特別講義を開講(第1回)いたします。東レ研究所の佐々木常夫社長様(当時)が執筆された「会社で生きることを決めた君へ(PHPビジネス文庫)」をご準備ください。
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〈はじめに〉
自分のパフォーマンスを最大限にし、大きな結果を組織に残すこと、そのためには信頼される人間になること、つまり自ら成長するように努めなくてはなりません。
そして、もうひとつ忘れてはいけない大事なことは、自分の欲のためではなく、チームのため、あるいは顧客のためなど、世の中の何かに貢献することです。人は何のために働くのか?人は自分が成長するため、そして何かに貢献するために働くのです。
組織で働くということは色々な制約があったり、我慢しなくてはならないことが多くあります。組織で働くためには、そうしたことを引き受け乗り越えていかなくてはなりません。また、そうしていくことで人は成長していきます。
ですから私はいつも自分に与えられた環境の中で、自分の力の限り努力すべきだと考えています。自分の運命を引き受け、その中で生き抜くことで、周囲の人たちを幸せに導き、結果として自分が幸せになるのです。
〈FPおじさんインプレッション〉
2013年10月。この良書が出版された当時、FPおじさんは43歳でした。大手専門学校の中間管理職(教務課長)として、組織の壁と戦っていました。「学校」という世間から隔離された世界は、まるで「進撃の巨人」に出てくる巨大な壁の中でした。
組織の壁で悩み苦しむ日々を送る中、立ち寄った書店に並んでいた本の帯に描かれていた文字を見て衝撃が走りました。「人は不条理で強くなる。」躊躇することなく、即購入して朝方まで読み、そして涙が流れました。
「40代までの葛藤があるから50代で輝ける。」大学を卒業し新卒入社した大手専門学校での苦労が報われた(正当化された)瞬間でした。環境(置かれた状況)に責任を転嫁せず、自ら進んで自己を磨き続ける。
昨今、新型コロナウィルスの影響に伴う企業業績の悪化は目を覆う程、酷い状況であることは間違いありません。ただ、環境の責任(コロナの責任)にしても何ら変わりません。環境の変化に対応できた者だけが生き残る。
内部環境(会社組織)と外部環境(コロナ)の両方に悩むサラリーマン諸君(同志)よ。是非、この良書を読んでみてください。今こそ「運命を引き受け生き抜く」ことが必要です。エレンのように自我に目覚め「進撃の巨人」になりましょう。(笑)
出典:会社で生きることを決めた君へ(佐々木常夫著)
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