ビジネスキャリア編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、日本全国で半沢直樹と同様に熱いマインドを持って会社で戦っている諸君(同志)へエールを贈る特別講義の第12回です。お蔭様で大好評です。東レ研究所の佐々木常夫社長様(当時)が執筆された「会社で生きることを決めた君へ(PHPビジネス文庫)」をご準備ください。
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〈第4章 強いチームをつくる〉
皆さんの職場にも、エジソンやアインシュタインほどではないにしても、ちょっと変わり者の異端児がいると思います。異端児は、ほかのメンバーとは異なる視点でものごとを見ます。
周りの人間が、「常識」や「当たり前」と思っていることに異を唱えます。そのため異端児はエジソンやアインシュタインと同じように、職場でも「落ちこぼれ」とか「困った人」と見なされがちです。
メンバーが常識や当たり前だと思っていることに対して、異端児が「それは違うんじゃないか」「こうしたほうがいいんじゃないか」と異議を唱えたときは、コンフリクト(衝突)が起こり、その前提の検証作業が必要になります。こうしたことで決めた方向が正しいかどうかの確認のチャンスがあるのです。
常識派のメンバーと異端児が激論を交わす中で、チームとしての思考力が鍛えられていきます。その結果、メンバーは多様な視点からものごとを見ることができるようになります。また異なる意見や発想を持つ者同士が刺激を受け合うことによって、チームの中にイノベーションが起こりやすくなります。
リーダーが、「ちょっと変わっている彼ら」を認めてあげ、ほかのメンバーにも認めさせれば、彼らのモチベーションは大きく上がります。枠にとらわれない自由な発想や行動で、同質性の高い組織に風穴をあける存在になってくれるはずです。チームにいる異端児を活かすも殺すも、リーダー次第なのです。
〈FPおじさんインプレッション〉
FPおじさんは、現在、勤務している税理士法人では完全なる「異端児」です。日本の企業(会社)は、「同質性」を求めイエス・マン(従順な人間)を重宝する傾向が著しく強いように思います。
一方、海外に目を向けるとMicrosoft、apple、Google、Facebookなどの成長企業では、突き抜けている人間(異端児)を重宝して新しいイノベーションを起こしています。FPおじさんは、大前研一先生のアタッカーズ・ビジネススクール(ABS)で学びました。
ABSでは、自身の殻を破り限界を突破する「breakthrough(ブレイクスルー)」を徹底的に叩き込まれました。アフタコロナの世界で生き残るためには、多様性(ダイバーシティ)が最も必要になります。
常に自問自答を行い、セルフPDCA(仮説・実行・検証)を回せる人間以外は、DXデジタル(AI)に仕事を奪われ生き残れないことは明白です。少し厳しいことを言いますが事実だと思います。
FPおじさんは、大手専門学校で20年間という長きにわたり「社会人教育」の重要性を唱え、人生を懸けて自己投資(資格取得)を推奨してきました。今からでも遅くありません。人生に悲観(絶望)して逃げずに、自分と向き合い闘ってください。
ピンチはチャンスです。また、明けない夜も絶対にありません。綺麗ごとを言うつもりは毛頭ありませんが、内閣府が提唱する「Society5.0」の世界で何が起こるのかを深考することが重要だと思います。(合掌)
出典:会社で生きることを決めた君へ(佐々木常夫著)
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