ビジネス実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフタコロナを生き残るための唯一無二の経営思考「breakthrough(ブレイクスルー)」を構築していただく講義の第11回です。自ら新しい価値(仕事)を創造し、硝子の天井を突き破る起業家マインドを鍛えてください。
なお、FPおじさんは、大学教授(博士)ではありませんので専門家の皆さんからすると稚拙な内容かもしれません。ただ、実務家として中小零細企業の現場でお役に立つ内容を講義できれば幸いです。
〈企業の戦略ストーリー=企業の戦略トラベル〉※毎回、再掲します。
- 経営理念(あるべき姿)=旅行の「目的」
- 経営計画(中期・短期目標)=旅行の「目的地」
- 定量目標(KGI・KPIなどの数値)=旅行の「予算」
- 定性目標(CSFなどの成功要因)=旅行の「行程」
- バランススコアカード(BSC)=旅行の「情報(しおり)」
〈第11回講義〉
アフタコロナを生き残るために、今後は中小零細企業の経営においても「戦略的な視点」が重要になることを繰り返しお伝えしてきました。そのカギ(Key)を握るのが「KPIマネジメント」です。
「KPI」とは、「Key Performance Indicator」という英語の略で、「成績の鍵を握る指標」と翻訳されます。「重要業績評価指標」とも言われています。もう少し噛み砕くと「業績を達成するために重要なプロセスを見える化したもの」になります。
多分、これだけ聞いただけでは何のことだかよく分からないと思います。「KPI」に類似した経営指標に「KGI」があります。「KGI」は、「Key Goal Indicator」という英語の略で、「最も重要なゴールを見える化したもの」になります。
大半の人は、この類似した2つの経営指標がごちゃ混ぜになりパニックに陥りますが安心してください。「経営=登山」だと考えると簡単に頭を整理できます。登りたい山のレベルにより事前準備の方法が異なるのと同じです。
- KGI ⇒ 経営の最終目標(ゴール)=登りたい山(エベレスト・富士山)
- KPI ⇒ 目標達成に必要な事前準備=事前トレーニング方法(体力作り)
上記の「KGI」や「KPI」を一覧表にして見える化したものが、「BSC(バランス・スコアカード)」になります。今回は、上記の2つの経営指標を覚えていただければ十分です。次第に血肉化して、平常ワードとして使えるようになればベストです。
以上、心に鬼滅の刃をかざして、炭次郎のように絶対に諦めず「全集中水の呼吸」でブログ講義を受講してみてください。必ず、何か一閃の生きる智慧(ヒント)が見つかるはずです。超えて行こう!(祈)
出典:日本BSC学会ホームページ
https://bsc-japan.jimdofree.com/