ビジネス実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフタコロナを生き残るための唯一無二の経営思考「breakthrough(ブレイクスルー)」を構築していただく講義の第16回です。自ら新しい価値(仕事)を創造し、硝子の天井を突き破る起業家マインドを鍛えてください。
なお、FPおじさんは、大学教授(博士)ではありませんので専門家の皆さんからすると稚拙な内容かもしれません。ただ、実務家として中小零細企業の現場でお役に立つ内容を講義できれば幸いです。
皆さん、ご無沙汰しております。勤務する税理士法人での業務が多忙を極め、ブログ更新が遅れました。現在、3月決算法人の5月申告に向けて爆進中です。応援よろしくお願いします!
〈BSC「4つの視点」〉※毎回、再掲
- 人 ⇒ 「学習・成長」の視点
- 物 ⇒ 「業務プロセス」の視点
- 金 ⇒ 「財務」の視点
- 情報 ⇒ 「顧客」の視点
〈第16回講義〉
前回、4つの視点は、「財務の視点」と「非財務の視点」の2種類に分類され、それぞれをバランスさせることが重要であると解説しました。
- 長期的思考評価(視点)⇒「財務の視点」
- 短期的思考評価(視点)⇒「非財務(顧客、業務、学習・成長)の視点」
結果を出す、いわゆる「できる経営者(社長)」は、頭の中が上記4つの視点でスッキリと整理されていると感じます。感情論に任せて屁理屈をこねる経営者(社長)とは、対極にあります。
日本の企業(会社)は約99%が中小零細企業ですが、起業して10年後に生き残れる企業(会社)は約26%程度しかありません。今回のようなパンデミック的な外的要因を除けば、その理由は明白だと思います。
中小零細企業の多くは、税金を支払うためだけに税理士の先生へ決算書(PL、BS、CF)作成を依頼しているのが現実です。「財務の視点」を強化するためには、積極的に顧問税理士と共に、中期経営計画や単年度計画を作成することが重要です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれる中、AIの進化によりクラウド会計が進んでいます。タイムリーに経営数値を把握して、顧問税理士と共に緻密な数字管理がアフタコロナを生き残る「必要条件」になります。
さらに、「十分条件」を満たすために、「財務の視点」と「非財務の視点(顧客、業務、学習・成長)」を有機的にリンク(紐づけ)させて「必要十分条件」を完成させます。このリンク作業が、「戦略ストーリー」策定になります。
以上、心に鬼滅の刃をかざして、炭次郎のように絶対に諦めず「全集中水の呼吸」でブログ講義を受講してみてください。必ず、何か一閃の生きる智慧(ヒント)が見つかるはずです。超えて行こう!(祈)
出典:日本BSC学会ホームページ
https://bsc-japan.jimdofree.com/