ビジネス実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフタコロナを生き残るための唯一無二の経営思考「breakthrough(ブレイクスルー)」を構築していただく講義の第18回です。自ら新しい価値(仕事)を創造し、硝子の天井を突き破る起業家マインドを鍛えてください。
なお、FPおじさんは、大学教授(博士)ではありませんので専門家の皆さんからすると稚拙な内容かもしれません。ただ、実務家として中小零細企業の現場でお役に立つ内容を講義できれば幸いです。
〈第18回講義〉
「顧客の視点」は、いわゆる「マーケティング(新規顧客創造)」です。皆さんは、「経営者(社長)の仕事は何ですか?」と聞かれたら、何と答えますか?FPおじさんは、ずばり「新規顧客創造」と即答します。
FPおじさんは現在、税理士法人で税理士を目指し実務を研鑽していますが、マーケティングのプロとして研修講師を務めています。社員(従業員)全員が「顧客の視点」を常に持つマーケッターになることで会社は強くなります。
例えば、上司や先輩から仕事を依頼された時に、大半の人は何も疑問を持たず「はい。分かりました。」と従順なイエスマンとして与えらえた仕事をこなします。一方で、出世する人や仕事ができる人は、「顧客のために本当に必要な仕事なのか?」とクリティカル・シンキングします。
クリティカル・シンキングとは、ビジネススクール(MBA)で用いられる思考法で「批判的思考」を意味しています。欧米のビジネスでは当たり前の思考法ですが、イエスマンなサラリーマンが多い日本では、残念ながらあまり知られていません。
「粗探し」をするイメージを持ってしまうかもしれませんが、決して欠点を指摘するための 思考法ではありません。「本当にこれで正しいのか?」という視点を持って物事を見ることで、より正論につなげていく思考法のことです。
最期に、前回の答え合わせをします。「顧客絶対主義」と「顧客中心主義」の違いは、分かりましたか?「絶対」と「中心」の2文字が異なるだけで、 マーケティング効果は全く違う結果を生み出します。
- 「顧客絶対主義」 ⇒ 顧客の言いなり経営(感情経営)
- 「顧客中心主義」 ⇒ 顧客の期待を超える経営(感動経営)
マーケティングの世界では、「顧客とは感動を求め彷徨う旅人である。」と言われます。人は物を買ったりサービスを受けるための対価としてお金を支払うのではなく、感動を得る(充実感を得る)ためにお金を支払うのです。
以上、心に鬼滅の刃をかざして、炭次郎のように絶対に諦めず「全集中水の呼吸」でブログ講義を受講してみてください。必ず、何か一閃の生きる智慧(ヒント)が見つかるはずです。超えて行こう!(祈)
出典:日本BSC学会ホームページ
https://bsc-japan.jimdofree.com/