歯科経営実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、歯科医業経営コンサルティング講義の第6回目になります。なお、公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会様のテキストを参考にさせていただき、ポイントを整理していきたいと考えております。
〈歯科医院コンサルティングマニュアル(中級編)〉
https://books.rakuten.co.jp/rb/16257464/?l-id=search-c-item-img-01
〈第1章 歯科医院経営の現状と展望〉~第2節 特徴と可能性~
歯科医院経営を取り巻く環境は厳しい状況が続いていますが、歯科医師会等のアンケート分析によると必ず10%前後の歯科医院では、経年的に顧客(患者)が増加し、かつ収入も増加しているとの結果が示されているそうです。
どの業界でも言えることですが、経営環境の悪化はマクロ的に見れば当然に売上減少要因であることは間違いありません。この度の新型コロナウィルスの影響に伴う経済環境の悪化は、その最たるものだと思います。
ただ、ダーウィンの進化論が示すように厳しい経営環境下で生き残るためには、その環境に適応するためのパラダイムシフトが必要となります。一方で、人間は過去の経験(人生)や人間関係に多大なる影響を受けますので、変化に対する恐怖から対応が遅れてしまう傾向があります。
多くの歯科医師は、歯科大学・大学歯学部を卒業後、1年間の研修医を修了した後、大学病院に勤務するもの、病院歯科(歯科口腔外科)に勤務するもの、小規模の開業医に勤務するもの、大規模の歯科医院に勤務するものなど様々です。
釈迦に説法かも知れませんが、今後は自身の経験値の延長線上だけで経営を考えるのではなく、歯科経営を社会科学する視点がより求められることになります。そのためには、歯科経営に強い税理士の先生や経営コンサルタントなどの伴走者が必要不可欠です。
その際の注意点としては、「謙虚に学ぶ姿勢」と「パートナーへの信頼」だとFPおじさんは思います。残念なことですが、世間では横柄な態度の歯科医師がおられます。経営を伸ばされている歯科医院の先生は謙虚で優しく、かつスタッフからの信頼が厚いと思います。
以上、新型コロナウイルスの一日も早い収束を心から祈念しながら、気合を入れてブログ講義していきたいと思います。皆さんも全集中水の呼吸でブログを読んでくださいね。(合掌)
出典:歯科医院コンサルティングマニュアル(中級編)