歯科経営実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、歯科医業経営コンサルティング講義の第9回目になります。なお、公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会様のテキストを参考にさせていただき、ポイントを整理していきたいと考えております。
〈歯科医院コンサルティングマニュアル(中級編)〉
https://books.rakuten.co.jp/rb/16257464/?l-id=search-c-item-img-01
〈第2章 歯科医院の開業支援〉~第2節 施設計画~
コンビニの数より多い歯科医院ですが、開業による成功の鍵は「ストアコンセプト」を明確にしたブランド戦略にあるとFPおじさんは考えています。どんな歯科医院を目指すのか経営理念・診療方針を具体的に明示することが重要です。
釈迦に説法ですが、インターネットの普及により個人でもブランド戦略が容易に、かつ低価格で打ち出せるようになりました。医院のホームページは無論、SNSを活用することで開業時からブランドアップできます。
最近では、美容院やカフェのようなコンセプトの歯科医院が増えています。女性をメインターゲットにしたブランド戦略は王道ですが、デザインやインテリアの費用が掛かり過ぎますので注意が必要です。
開業時の初期投資はなるべく抑えることが重要なため、待合室と診察室でコンセプトを分けることを検討するのが良いと思います。待合室は「高級感」を出しくつろぎと癒しの空間を演出してコストを掛ける一方、診察室はシンプルに「清潔感」を出しスッキリとまとめます。
インテリアデザインの決定の際、こだわりたいのが「色彩」と「照明」だと言われています。暖色系か寒色系かはストアコンセプトに依存しますが、照明については非常に重要なサクセスキー(成功要因)になります。
- 玄関の照明 ⇒ 他の場所より明るく(看板には間接照明)
- 待合室照明 ⇒ 間接照明を多用する(トイレは明るく)
- 診察室照明 ⇒ 半間接照明とする(患者用はチェアライト)
以上、新型コロナウイルスの一日も早い収束を心から祈念しながら、気合を入れてブログ講義していきたいと思います。皆さんも全集中水の呼吸でブログを読んでくださいね。(合掌)
出典:歯科医院コンサルティングマニュアル(中級編)