啓蒙思想編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
前回に続き、混迷の時代を生き抜くためのバイブル福澤諭吉先生の「学問のすすめ」を読み解きながら、今私達がすべきことは何かを考えて行きたいと思います。齋藤孝先生が現代語訳された「学問のすすめ(ちくま新書)」をご準備ください。
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〈第2編〉人間の権理とは何か「学問とは何か」※中略
何年も苦労し、高い学費を払って西洋の学問を修めたけれども、独立した生活ができないものは、いまの世の中に必要な学問に弱い人間だと言える。
こうした人物は、ただの「文字の問屋」と言ってよい。「飯を食う字引」にほかならず、国のためには無用の長物であって経済を妨げるタダ飯食いと言える。
実生活も学問であって、実際の経済も学問、現実の世の中の流れを察知するのも学問である。この本のタイトルは「学問のすすめ」としたけれども、決して字を読むことのみを勧めているのではない。
学問が必要であることの大きな理由を示すため、西洋のいろいろな本から直訳、意訳し、あらゆる学問の中から、一般の人が心得ておくべき事柄を挙げて、学問とは何かを示したものである。
〈FPおじさんインプレッション〉
新型コロナウィルス感染症という未知のエイリアンによって、私たちの生活は一変してしまいました。仕事を失い生活に困窮しておられる方、罹患して病床に伏しておられる方のことを思うと心が痛みます。
一方で、鬼滅の刃「無限列車編」で煉獄杏寿郎は、「君が足を止めてうずくまっても時間の流れは止まってくれない。共に寄り添って悲しんでくれない。」と死ぬ直前に私達に教えてくれました。
今、私達がやるべきことは何でしょうか。それは、「生きる智慧」を付けることだと思います。株式への投資でもなく、債券への投資でもなく、「自己への投資」です。自己への投資が一番リターンが大きいことは福澤諭吉先生が教えてくれています。
FPおじさんは、大手専門学校にて20年間「資格取得」をサポートしてきました。目先の利益を追わず、コツコツと勉強して自己を磨き国家資格を取得する。最後に生き残れるのは、真面目に自分と向き合い努力した人間だけではないでしょうか。
出典:現代語訳 学問のすすめ
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