啓蒙思想編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
前回に続き、混迷の時代を生き抜くためのバイブル福澤諭吉先生の「学問のすすめ」を読み解きながら、今私達がすべきことは何かを考えて行きたいと思います。齋藤孝先生が現代語訳された「学問のすすめ(ちくま新書)」をご準備ください。
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〈第10編〉学問にかかる期待「初歩の学問で満足するな」※中略
人間たる者は、ただ自身と家族の衣食を得ただけで満足してはならない。人間にはその本性として、それ以上の高い使命があるのだから、社会的な活動に入り、社会の一員として世の中のためにつとめなければならない。
学問をするには志を高くしなくてはならない。およそ世の中で、簡単に手に入るものにはそれほどの価値はない。物の価値というのは、手に入れるのが難しいことによるのだから。
〈FPおじさんインプレッション〉
前回、福澤諭吉先生からの厳しい教えを学びました。高い使命を持ち社会に貢献する人間以外は、動物と変わらない。社会の一員として世の中のためにつとめなければならない。昨今、ニートという人種が急増しているが、その輩は動物以下ということになります。
世には志を高くして学ばなければ手に入らない資格があります。医師・弁護士・公認会計士・税理士などの国家資格がそれです。手に入れるのが難しい資格ほど価値が高いのは言うまでもありません。
学生さんは無論、社会人の方も自分自身が志を高くして学んでいるかいないかを今一度、自問自答してみてください。今からでも手遅れではありませんので、幸せな人生を掴むためにお互い頑張りましょう。
出典:現代語訳 学問のすすめ
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