FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

仕入・売上の計上基準について

会計実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回は、商売の基本である仕入・売上の計上基準について、代表的な基準を解説していきます。難しいルールはありませんが、計上もれの無いように注意が必要ですね。

 

仕入の計上基準

  • 入荷基準(到着基準)⇒ 商品が入荷(到着)した時点で仕入を計上する方法
  • 検収基準 ⇒ 商品入荷後、検収に合格した時点で仕入を計上する方法

仕入処理と返品等処理を別々に行うのが入荷基準、同時に行う(相殺する)のが検収基準になります。

 

売上の計上基準

  • 出荷基準(発送基準)⇒ 商品を出荷(発送)した時点で売上を計上する方法
  • 引渡基準 ⇒ 商品が得意先に到着した時点で売上を計上する方法
  • 検収基準 ⇒ 商品が得意先で検収に合格した時点で売上を計上する方法

売上処理と返品等処理を別々に行うのが出荷基準・引渡基準、同時に行う(相殺する)のが検収基準になります。なお、輸出売上を計上する場合、出荷基準(発送基準)の他に下記2通りの方法があります。

  • 通関基準 ⇒ 商品の出荷後、税関を通過した時点で売上を計上する方法
  • 船荷基準 ⇒ 税関を通過後、船積みが完了した時点で売上を計上する方法

 

f:id:FP1nakagawa:20190726194500j:plain