法人税法実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今日から消費税率が10%(軽減税率8%)になりましたね。FPおじさんも実務でどのように対応していくか色々と思案する日々です。(笑)
今回も前回につづき、法人税申告書別表4をみていきます。今回は、事業税について前回、前々回で解説した内容を踏まえ整理します。
事業税は、会計上も法人税法上も費用(損金)として処理できるのが基本ルールです。そのため今期の処理としては、下記の通りになります。
〈今期の処理〉
- 予定納税分 ⇒ (会計)費用(税法)損金
- 今期確定分 ⇒ (会計)費用(税法)損金不算入※税引前利益に戻すため
前々回に解説した通り、当期純利益を税引前に戻すために、法人税や住民税と合わせて事業税も今期確定分は損金不算入になります。そのため、翌期に損金算入します。
〈翌期の処理〉
・前期確定分 ⇒ 別表4の13欄 納税充当金から支出した事業税(税法)減算