ビジネス経営編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術「アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第35回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫「アメーバ経営(稲盛和夫著)」をご準備ください。
〈楽天ブックス(送料無料)〉※中古品でも大丈夫。(笑)
https://books.rakuten.co.jp/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_0_10000991
〈第4章(現場が主役の採算管理)〉
- 全従業員の採算意識を高めるために(現場が活躍できる管理会計手法②)
大企業では、コンピューターシステムが導入され、各現場でデータがインプットされている。そのデータが経理部門のコンピュータに伝えられ、自動的に集計され、決算がおこなわれる。だが、経理部門で集計された決算の結果は、現場にフィードバックされていないことが多い。
せいぜい役員のところまで「今月はこうなりました」という結果が伝えられる程度で、現場の人たちは何も知らされていないという会社が多い。したがって、会社がどのような状態になっているか現場がまったく知らないという会社さえある。
〈FPおじさんインプレッション〉
通常、大企業の場合は、経理部門が存在して「自計化(自社で経理)」が進んでおり、社内で毎月「財務諸表(試算表)」を作成して、経営陣に情報提供(シェア)されて経営戦略に活用されます。税理士事務所が大企業に関与する場合、できあがった財務諸表(試算表)のチェックが中心であり、財務データ入力から行うことは通常ありません。
FPおじさんは20年間、大手専門学校(従業員2,500名程度)の教員(講師)を務め、うち、10年間は教務部管理職としてマネジメントを行いました。経営数値については、教務課長までしか伝達されていませんでした。
そこで、FPおじさんは、課内の月次会議で「経営数値」を課のメンバーへ、全てディスクロージャー(開示)することにしました。専門学校の教員(講師)は、いわゆる「先生」のため経営に関して全く無関心でした。
すると、目に見える効果として、「仕事に対する時間を意識」するようになりました。要するに、時間効率を考えて行動するようになったのです。与えられた仕事に対して、自ら完遂時間を設定して動くことで残業が無くなります。
さらに、時間厳守するための「業務改善」を、現場から提案してくれるようにもなりました。「経営数値」を隠さずディスクロージャー(開示)することで、従業員に経営者意識が芽生えます。中小零細企業でも、是非、実践してみてください。
以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)
https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/