ビジネス経営編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術「アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第11回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫「アメーバ経営(稲盛和夫著)」をご準備ください。
〈楽天ブックス(送料無料)〉※中古品でも大丈夫。(笑)
https://books.rakuten.co.jp/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_0_10000991
〈第1章(ひとりひとりの社員が主役)〉
- 市場に直結した部門別採算制度の確立(ダイレクトに伝え、即座に対応する)
「売上を最大に、経費を最小にする」という原則を全社で実践していくために、私は組織を細分化し、それぞれを独立したひとつの採算単位である「アメーバ」とした。
だから、特別な知識を持っていなくても、アメーバの採算が誰にでも分かるような仕組みが必要となってくる。そこで、考え出したのが、「時間当り採算表」である。
各アメーバの収入と経費だけではなく、その差額である付加価値を計算する。その付加価値を総労働時間で割り、一時間当りどれだけの付加価値を生み出したのかということが簡単に分かる仕組みになっている。
つまり、市場のダイナミズムを、社内の隅々にまでダイレクトに伝えられるだけではなく、会社全体が市場の変化にタイムリーに対応することができる。
京セラのユニットオペレーションである「アメーバ」の呼び名は、その小集団組織がまるで細胞分裂を自由自在に繰り出すアメーバのようだと表現した。
組織を固定化せず、事業展開に応じて自由に分割したり、統合したり、あるいは増殖させたりすることが必要である。
〈FPおじさんインプレッション〉
FPおじさんは、「アメーバ経営」こそ中小零細企業がお手本にすべき最強の経営システムであると心底、感じています。中小零細企業においては、「分かりやすくてシンプル」であることが経営において最も重要です。
簿記の知識がなくても理解できる、「時間当り採算表」は最も活用できる経営戦略ツールであるこは間違いありません。現場において、タイムリーに「収入-経費=付加価値(損益)」を把握して市場ニーズを価格に転嫁できます。
さらに、その付加価値を総労働時間で割り、「一時間当りの付加価値」を算出することで、生産効率も改善することができますので、まさに一石二鳥です。
また、京セラのユニットオペレーションである「アメーバ」を固定化せず、事業展開に応じて自由に分割したり、統合したり、あるいは増殖させたりすることができますので、市場変化(ニーズ)へ即座に対応することも可能となります。
以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)
https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/