FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

組織再編における会計処理③

会計実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回は、企業結合の「事業譲受」を解説していきます。事業譲受とは、ある企業を構成する事業の全部または一部を取得することです。取得なので、前回解説した「パーチェス法」により会計処理を行います。

 

したがって、事業譲受時の時価で資産と負債を評価し、資産と負債の時価と対価との差額は、「のれん」または「負ののれん」として認識します。

 

〈のれん発生時の仕訳〉※現金により譲受

  • 時価評価 ⇒ (諸資産)①/(諸負債)②
  • 資産計上 ⇒ (のれん)③/(現金)④

※借方合計(①+③)=貸方合計(②+④)になります。

のれん(③)=④-(①-②)になります。

 

参考:上記仕訳は、(借方)/(貸方)です。

 

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