FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

大手企業の大リストラに思うこと

番外編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回は、昨今の大手企業による大リストラについて、FPおじさんの感じることを率直に述べたいと思います。成人を迎えた後輩諸君の人生を考えるヒントになれば幸いです。

 

現在、50歳以上の会社員(サラリーマン)をバブル社員と呼びます。FPおじさんは、49歳なので少し下の世代になります。この世代は、バブル景気の売り手市場で大量採用された就職好景気の先輩方です。

 

その世代が今、大リストラの的(ターゲット)になっています。新聞やインターネットの情報では、大手企業のリストラが毎日のように報道されています。

 

バブル社員である先輩方は、大変僭越ながら甘やかされて大量採用され給与水準が高いだけではなく、IT(インターネットやPC)リテラシーが低くプライドだけ高いので企業側としては、正直なところお荷物のようです。

 

FPおじさんは、大学1回生の時(平成元年)、浮かれて遊びまわっている先輩方を見て、異常な違和感を感じていました。大企業から内定をもらった先輩方が、旅行に連れて行ってもらったり、ホテルで食事をしたりする風景を見て、こんなおかしなことは絶対に続かないし、将来、必ず後悔する時が来ると思いました。

 

そんなFPおじさんは、浮かれている先輩方や同級生を横目に、自分を信じて「資格の勉強」に打ち込むことを決意しました。尊敬する福澤諭吉先生に導かれて経営学部へ進みましたので、大学2回生で日商簿記検定3級と2級にチャレンジしました。

 

そして、大学3回生で税理士試験の受験資格を得て、初めて税理士試験2科目を受験しました。さらに、大学4回生で3科目の受験しました。毎日、資格の専門学校へ通い、講義のない日は自習室に籠り10時間の勉強がノルマでした。

 

そのため、大学生活は、勉強とアルバイトで終わりました。卒業旅行さえ行っていません。ただ、FPおじさんに全くの後悔はなく、自分らしいストイックな生き方ができたことへの誇りと自信につながっています。

 

今、大学時代に遊びまわって勉強をしなかった先輩方へ言いたいのは、人生100年時代。今からでも遅くないので自分磨きをして欲しいということです。会社の肩書を外した時、自分に何が残るのかを考えてください。

 

会社のブランドや役職のない自分が、いかに無力かが分かると思います。初心に戻り、謙虚な心で自分を見つめ直し、成人を迎えた後輩たちのお手本になれるよう頑張って欲しいと思います。運悪くリストラされた先輩方の今後のご多幸をお祈りいたします。

 

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