キャリアの停滞(キャリアプラトー)とは②
ビジネスキャリア編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
前回につづき、今回も「キャリアプラトー」について解説していきます。FPおじさんの私論で大変恐縮ですが、アフタコロナの人生をどう生き抜くかを考える機会にしてください。
法政大学キャリアデザイン学部の田中教授いわく、キャリアが停滞している状態を「キャリアプラトー」というそうです。目の前の業務にはまじめに取り組んではいるものの、キャリアの成長を自分自身で感じる機会が少なく、変化に乏しい毎日にモチベーションが低下している状態を指します。
このようなキャリアプラトーな状態から抜け出すためには、まず自身のキャリアの棚おろしをして、自分の強みを可視化すること。すなわち、意識的に「棚おろし」や「見える化」の作業に取り組み、自分の市場価値を見極めることが大切だと前回、解説していきました。
それでは、何故、「棚おろし」や「見える化」が必要なのでしょうか?それは、「自分の強み」を見つけるためだとFPおじさんは考えます。職種に関係なく、ビジネスパーソン(社会人)になると「褒められること」が少なく、寧ろ、上司や先輩から指導を受ける(怒られる)ことばかりです。
そんな毎日を繰り返していると、当然にモチベーションが低下して「キャリアプラトー」な状態に陥ります。日本人は真面目なので、全て自分が悪いと考えて萎縮してしまい「自分の強み」が見えなくなってしまいます。
子供のころ、近所のおばちゃんに「〇〇くん、やさしいね。」とか、「〇〇さん、元気やね。」とか褒めて貰った経験を思い出してください。何でも構いません。「自分の強み」をできる限り書き出して紙に書いて壁に貼り、自己暗示(魔法)をかけてください。
書き出せない人は、奥様やご主人、友人や子供さんから聞いてみてください。かなり勇気は必要なのですが、人生を「ブレイクスルー」するための第一歩になると思います。人には必ず、その人にしかない「強み(個性)」があると信じます。
以上、次回は、より具体的にFPおじさんが考えるキャリアアップ術を私論を交えて共有(シェア)いたします。お楽しみに!(笑)
出典:法政大学キャリアデザイン学部(田中研之輔教授Yahoo!記事より)
https://www.hosei.ac.jp/careerdesign/kyoin/