啓蒙思想編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
お陰様でやっと元気になりました。これからも皆さんのお役に立つ情報をブログにアップして行きたいと思います。ご愛読をされている親御様は是非、お子様にも共有していただきたいと考えております。合掌。
前回に続き、混迷の時代を生き抜くためのバイブル福澤諭吉先生の「学問のすすめ」を読み解きながら、今私達がすべきことは何かを考えて行きたいと思います。齋藤孝先生が現代語訳された「学問のすすめ(ちくま新書)」をご準備ください。
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〈第7編〉国民の二つの役目「国民の義務」※中略
一国は会社のようであり、人民は会社の人間のようであって、ひとりで「主人」と「客」の二つの役目をつとめるべきなのである。
【第一】客の立場から考えれば、一国の人民は国法を重んじて、人間はそれぞれ平等であるということを忘れてはならない。他人が自分の権理を侵害するのが嫌ならば、自分もまた他人の権理を妨害してはならない。
【第二】主人の立場から考えれば、一国の人民がすなわち政府である。というのは、国民の人間がみな政治をする人間ではないので、政府というものを作って、これに国の政治をまかせ、人民の代理として事務をさせる、という「約束」を定めたからである。
〈FPおじさんインプレッション〉
高校時代に初めて学問のすすめを拝読して心底驚いたのが、国民がひとりで「主人」と「客」の二つの役目をつとめるべきであるという教えです。今、皆さんの大半は「客」として日々の生活を送られていると思います。
日々多忙であり自分の生活が精一杯で、「主人(政府)」になるのは無理だと考えておられる方が私を含めて大半だと思いますので、「客」として人に迷惑を掛けないという最低限のルールを守って生活していただれば幸いに存じます。
出典:現代語訳 学問のすすめ
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