会計実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
前回につづき、「リース会計」についてみていきます。今回で最後になります。少しマニアックな内容です。(笑)
リース債務に対する各期の利息相当額の算定は、原則として利息法により行います。
〈利息法〉
利息法とは、各期の利息相当額をリース債務の未返済元本残高に一定の利子率を掛けて算定する方法です。なお、利息法で用いる一定の利子率は、リース資産計上価額にどのような価額を用いたのかで使用する利率も異なります。
- 貸手(レッサー)の購入価額で計上
- 見積現金購入価額で計上
- リース料総額の現在価値で計上
①貸手(レッサー)の購入価額で計上
リース料総額の割引現在価値が貸手(レッサー)の購入価額と等しくなる利率
②見積現金購入価額で計上
リース料総額の見積現在価値が見積現金価額と等しくなる利率
③リース料総額の現在価値で計上
リース料総額の見積現在価値の算定に用いた利子率(割引率)