会計実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
前回につづき、「圧縮記帳」をみていきます。今回は、税効果会計との関係について解説していきます。
圧縮記帳の会計処理には、下記2通りの方法がありました。
- 直接減額方式 ⇒ 固定資産圧縮損を計上する方式
- 積立金方式 ⇒ 圧縮積立金を計上する方式
上記方法のうち、積立金方式を採用した場合、会計上の帳簿価額は、取得原価のまま据え置かれます。一方、税務上の帳簿価額は圧縮額を控除した金額となるため、会計上の帳簿価額と税務上の帳簿価額の間に「将来加算一時差異」が生じます。
〈仕訳フロー〉
※1.圧縮積立金×法定実効税率
※2.圧縮積立金取崩額×法定実効税率
参考:上記仕訳は、(借方)/(貸方)です。