FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

売買目的有価証券の期末評価

会計実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回から「有価証券」の期末評価を解説していきます。有価証券は、保有する目的ごとに区分され、その区分により会計処理が異なります。

  1. 売買目的有価証券
  2. 満期保有目的の債券
  3. 子会社株式・関連会社株式
  4. その他有価証券

 

今回は、「売買目的有価証券」の期末評価をみていきます。売買目的有価証券とは、時価の変動により利益を得ることを目的として保有する有価証券です。

 

売買目的有価証券は、時価をもって貸借対照表価額とし、評価差額は「有価証券評価損益」として当期の損益に計上します。

 

売買目的有価証券の時価評価にあたっては、下記の方法が認められています。

  • 洗替方式 ⇒ 当期末に時価評価し、翌期首に取得原価に戻して処理する方法
  • 切放方式 ⇒ 当期末に時価評価し、翌期はその時価を帳簿価額とす方法

 

今回は簡単ですね。次回は、「満期保有目的の債券」の期末評価を解説していきます。少し手強いですよ。(笑)

  

f:id:FP1nakagawa:20190726194500j:plain