FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

全国緊急事態宣言発令‼今後の日本株をFPが緊急解説⑤

FP実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

前回につづき、「今後の日本株」について解説していきます。あくまでもFPおじさんの私論であり、一切の責任は負いかねますので、最終判断は自己責任で宜しくお願いいたします。私は神様ではありませんので。(笑)

 

今回は特別講義を休講とし、ニューヨークWTI原油先物が歴史的な大暴落を起こしましたので緊急解説をしていきます。世界の投資家全員同様ですが、FPおじさんにとっても初めての貴重な経験となりました。

 

先日4/20(月)、ニューヨーク商業取引所NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI原油先物5月限は、1バレル=マイナス40.32ドルの歴史的な安値を付けました。

 

新型コロナウィルス感染拡大による需要蒸発で原油貯蔵施設の能力が限界に近づき、WTI原油先物限月交代(ロール)に伴う現物受け渡しに必要な貯蔵先確保を巡る不安から買い手のつかない大暴落になったと推測されます。 

 

皆さん、取引価格がマイナスの意味分かりますか?要するに、「無償(0円)で売りますから原油を引き取ってください。引取手数料も支払います。」ということです。マイナス分は、引取手数料だと考えると分かり易いと思います。

 

先物価格(フューチャーズ)は、将来の価格で取引する権利の売買です。したがって、これから先の経済状況を示す羅針盤になり、かつ株価の先行指標としてプロの投資家が参考にしています。

 

今後、数ヵ月の間に、世界の株価大暴落の第二章が起こる可能性を示唆していますので、全ての資産(株式、債券、不動産など)への投資を控え、現金(キャッシュ)ポジションを高めてください。

 

ネット情報では、証券会社の口座開設が急増(投資初心者)しているようですが、非常に危険で、口座開設は自由ですが取引自体はお勧めしません。年金問題が浮上する中、安易に大金を突っ込むのは論外です。絶対に止めてください。

 

最後に、今回のWTI原油先物の大暴落から何が学べるのでしょうか。資本主義経済において、株式、債券、FX(為替)などの金融商品に限らず、商品や製品の価格は、全て「需給関係(需要と供給)」で決まります。

 

この関係(需要と供給)が崩れることで、価格が暴騰したり暴落しているにすぎません。今後の日本の株価は、この需給関係を説明することで理論的に予測可能だとFPおじさんは考えています。

 

以上、長文となりましたが、次回から特別講義を再開します、お楽しみに‼

 

〈注意〉 

上記内容は、FPおじさんの私論であり一切の責任は負いかねますので、最終判断は自己責任で宜しくお願いいたします。

 

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