FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

外貨建取引における会計処理①

会計実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回から、外貨建取引を行った場合の会計処理を解説していきます。FPおじさんの勤務する税理士事務所で携わる機会は殆どありませんが・・・。ただ、税理士試験では、必ず出題されるテーマのため受験生はかなり勉強します。(笑)

 

釈迦に説法ですが、外貨建取引とは取引価額が外国通貨で表示されている取引をいいます。外貨建取引を帳簿に記録するにあたり、外貨で表示されている金額を円貨の金額に変更(邦貨換算)しなければなりません。

 

参考までに、外貨建取引で用いる省略記号を下記に整理します。

〈タイミングの違いによる分類〉

  • 取引発生時レート ⇒ HR(ヒストリカル・レート)
  • 決算時レート ⇒ CR(カレント・レート)
  • 期中平均レート ⇒ AR(アベレージ・レート)

 

〈相場の種類による分類〉

  • 直物(じきもの)レート ⇒ SR(スポット・レート)
  • 予約レート ⇒ FR(フォワード・レート)

 

外貨と聞くだけでアレルギー反応を起こす人もいるでしょうね。(笑)次回から、邦貨換算について詳細を解説していきます。

  

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