FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

外貨建取引における会計処理③

会計実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

前回につづき、今回も外貨建取引を解説していきます。今回は、決算時における仕訳をみていきます。「貨幣項目」か「非貨幣項目」かにより会計処理が異なります。

 

貨幣項目:外国通貨及び外貨建金銭債権・債務

  • 決算時の為替レートで邦貨換算 ⇒ 将来の金銭受渡額を適正に反映させる為

〈非貨幣項目:前渡金、前受金及び有形固定資産など

  • 取引発生時の為替レートで据え置き ⇒ 将来における金銭受渡がない為

 

なお、邦貨換算に伴う換算差額は、為替差損益として計上します。換算差額は、為替レートの変動が会社にとって有利なら為替差益、不利なら為替差損と考えると判断が楽になります。

 

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