会計実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
前回につづき、今回も外貨建取引を解説していきます。今回は、決算時における仕訳をみていきます。「貨幣項目」か「非貨幣項目」かにより会計処理が異なります。
〈貨幣項目:外国通貨及び外貨建金銭債権・債務〉
- 決算時の為替レートで邦貨換算 ⇒ 将来の金銭受渡額を適正に反映させる為
〈非貨幣項目:前渡金、前受金及び有形固定資産など〉
- 取引発生時の為替レートで据え置き ⇒ 将来における金銭受渡がない為
なお、邦貨換算に伴う換算差額は、為替差損益として計上します。換算差額は、為替レートの変動が会社にとって有利なら為替差益、不利なら為替差損と考えると判断が楽になります。