ビジネス経営編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術「アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第5回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫「アメーバ経営(稲盛和夫著)」をご準備ください。
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〈第1章(ひとりひとりの社員が主役)〉
- アメーバ経営の誕生(大きくなった組織を小集団に)
成長を続ける会社をどうすれば運営していけるのか、ひとりで悩み続けた。「従業員が100名のころまではひとりでやれたんだから、会社を小集団の組織に分けたらどうだろうか。100名を管理できるリーダーはいまだいないかもしれないが、20名~30名の小集団を任せられるリーダーは育ってきている。そういう人に小集団のリーダーを任せて管理してもらえればよいではないか。」
「どうせ会社を小集団に分けるなら、その組織を独立採算にできないだろうか。会社をビジネスの単位になりうる最小の単位にまで分割し、その組織にそれぞれリーダーを置いて、まるで小さな町工場のように独立して採算を管理してもらえばよい。」
〈FPおじさんインプレッション〉
「アメーバ経営」は、京セラ稲盛会長様がひとり悩み続けた末に、実体験から生まれた珠玉の経営戦略であり、教科書に書かれていたわけではありません。ビジネスを最小の単位(アメーバ)まで分割し、リーダーを配置して独立採算で管理する。
中小零細企業が成長する過程で、必ず乗り越えなければ壁があります。オーナー経営者(社長)は、全てを一人でやらなければ気が済まない方が多く、任せられないため従業員(リーダー)が育たず自滅することがあります。
経営者(社長)の仕事は、自分が動かなくても現場が回る仕組みを作るのが本来やるべきことであり、リーダーを育てることは最重要課題であることを再認識させられます。リーダーを育てるには、「経営理念」や「経営哲学」が当然必要になってきます。
中小零細企業の社長様には、「現場(リーダー)に任せる勇気」を持っていただきたいと思います。そのためには、「大家族主義」の思想の下、「従業員=家族」という視点が非常に大切になることを肝に銘じていただく必要があります。
以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)
https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/