ビジネス経営編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、アフター・コロナの世界を生き残るために、京セラの稲盛会長様が考案された最強、かつ不変の経営術「アメーバ経営」を学ぶ特別講義の第4回です。なお、参考図書として、日経ビジネス人文庫「アメーバ経営(稲盛和夫著)」をご準備ください。
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〈第1章(ひとりひとりの社員が主役)〉
- アメーバ経営の誕生(経営理念の確立)
そもそも私は、技術者としての夢を実現するために会社を起こしたのだが、いざ会社を創業してみると、社員は自分の一生を託して入社してくる。だから、会社には、私の夢以上に大切な目的がある。
その目的とは、従業員やその家族の生活を守り、その幸せを目指すことなのだ。私が先頭を立って従業員の幸せを目指すことが、私の運命なのだ。そこで、私は、京セラの経営理念を「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。」と定めた。
〈FPおじさんインプレッション〉
「アメーバ経営=全員参加型経営」であり、「大家族主義」の思想が重要であることは前回、解説しました。従業員(家族)を思う気持ちを明確にし、共有するためには「経営理念」が無ければなりません。
大半の中小零細企業には経営理念がなく、経営者(社長)の私利私欲(生活)のために企業経営をされている企業(会社)が大半です。今からでも遅くありませんので、是非、自分の心と向き合い、経営理念を定めていただきたいと思います。
京セラの稲盛会長様は、「私が、私利私欲のために会社を経営するようなことがあったら、私を刺し殺しても構わない。」と社員に語っておられます。不退転の決意を感じると共に、京セラが世界のグローバル企業に成長した理由が理解できます。
全従業員が何の疑いもなく、全力で仕事に打ち込める「経営理念」「経営哲学」の存在により、従業員は「自分の会社」と思い、同じ目的のために努力を惜しまない同志となり、全従業員の間に真の仲間意識が生まれます。
以上、多忙な中小零細企業の社長様も多いかとお察しいたしますが、毎日5分、FPおじさんのブログ特別講義で学んでいただければ幸いに存じます。無料ですよ!(笑)
https://www.kccs.co.jp/consulting/service/amoeba/about/