FP実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
前回につづき、「ライフプランニング(人生設計)」について解説していきます。新型コロナウィルスの影響に伴い生活防衛(家計の見直し)が急務ですが、皆さんの生活が少しでもより良いものになりますように祈念してアドバイスさせていただきます。
「金持ち父さん」になるための第三歩(サードステップ)は、「収益(お金)を生む資産へお金を投資する」ことです。大きなお金を使う時に「収益(お金)を生み出すのか」というクエスチョンを自分へ投げかけることで、劇的に無駄遣いがなくなります。
〈金持ち父さんへの投資3箇条〉
〈金融商品への投資〉
金融商品への投資と聞くと、個別株式、オプション、先物、CFD、FXなど「ハイリスク商品」への投資をイメージされる方が多いかと思います。FPおじさんも実務経験を積むために、約25年間様々な金融商品へ投資をしてきました。
ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックなど、10年間隔で大きな経済危機も経験してたくさんの学びを得ることができました。金融商品への投資は、通常、値上益(キャピタルゲイン)を狙っている方が大半です。
昨今では、金融商品への投資のみで生計を立てている方(デイトレーダー)がおられて、YouTube(動画)での自慢話が尽きません。FPおじさんにも、脱サラ(会社を辞めて)して、投資家として生きていきたいという相談がたくさん入ります。
賛否両論あると思いますが、FPおじさんは絶対に「No(ノー)」です。投資の世界は、非常に厳しい世界であり勝ち続けることは絶対にできません。偶然、儲けることができても続かないと考えてください。
世界のプロ投資家(ヘッジファンドや機関投資家など)を相手に個人投資家が勝ち続けることなどありません。金融商品への投資は、「ゼロサムゲーム」です。負けた人のお金が勝った人へ流れるだけです。
さらには、金融商品への投資は、社会的生産性(価値の創造)に貢献するものではなく、自分の利益(自己満足)を満たすための自利行動に過ぎません。たとえば、医師(Dr)が、全員、投資家になったらどうなりますか?世界は終わります。
それでは、どのように金融商品と向き合えばよいのでしょうか。その答えは、次回、詳細にFPおじさんの持論を解説していきます。私達は、何のために生まれてきたのでしょうか?お金儲けのためでしょうか?
以上、国が何とかしてくれる、自治体が何とかしてくれる、会社が何とかしてくれる、という幻想(他人依存型生活)を捨て、自立(主体的独立型生活)できるように人生設計を考えましょう。次回、さらに詳しく解説していきます。(合掌)
参考:「金持ち父さん貧乏父さん」日本オフィシャルサイト