FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

【入門】歯科医院経営コンサルティング⑥

歯科経営実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回は、歯科医業経営コンサルティング講義の第5回目になります。なお、益社団法人日本医業経営コンサルタント協会様のテキストを参考にさせていただき、ポイントを整理していきたいと考えております。

 

〈歯科医院コンサルティングマニュアル(中級編)〉

https://books.rakuten.co.jp/rb/16257464/?l-id=search-c-item-img-01

 

〈第1章 歯科医院経営の現状と展望〉~第2節 特徴と可能性~

数年前から言われていることですが、日本における人口減少歯科医師の増加を鑑みるとマクロ的に歯科経営を取り巻く環境は厳しいと言わざるを得ないと思います。また、虫歯は今後減少していくことが想定されており、欠損(症)歯周病に対する治療だけでは、先細りになる可能性があります。

 

《今後の先行投資》

  1. 予防(1次予防・2次予防・3次予防)
  2. 在宅医療
  3. 咬合アンチエイジング歯科・美容歯科

 

《3つの予防フェーズ》

  1. 1次予防(健康増進) ⇒ 生活習慣の改善
  2. 2次予防(重症化予防)⇒ 予防的医療
  3. 3次予防(機能回復) ⇒ 従来型歯科医療

 

上記より、今後は小児から在宅歯科診療まで一貫(ワンストップ)して地域の歯科医療を支え、地域包括ケアシステムに強く関与していくことが重要になります。特に1次予防については注力すべきであり、そのビジネスモデル構築が必要です。

 

一方、FPおじさんが期待している分野が「咬合(こうごう)治療」です。最近の歯科と医科の研究により咬み合わせから種々の病気が発症し、咬み合わせを治療するとその病気が治ったとの報道を耳にするようになりました。

 

不正咬合の治療により手・足のしびれや肩こりが改善したり、風邪を引かなくたったとの報告があるようです。また、小児の咀嚼と視力の関係が示唆されています。さらには、咬合とスポーツとの関係アルツハイマー型痴呆の危険因子として研究が進んでいるようです。

 

以上、新型コロナウイルス一日も早い収束を心から祈念しながら、気合を入れてブログ講義していきたいと思います。皆さんも全集中水の呼吸でブログを読んでくださいね。(合掌)

  

出典:歯科医院コンサルティングマニュアル(中級編)  

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