FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

【入門】歯科医院経営コンサルティング⑫

歯科経営実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回は、歯科医業経営コンサルティング講義の第11回目になります。なお、益社団法人日本医業経営コンサルタント協会様のテキストを参考にさせていただき、ポイントを整理していきたいと考えております。

 

〈歯科医院コンサルティングマニュアル(中級編)〉

https://books.rakuten.co.jp/rb/16257464/?l-id=search-c-item-img-01

 

〈第2章 歯科医院の開業支援〉~第4節 採用計画~

歯科経営に限らず人材採用については、経営者にとって非常に重要な経営課題であることは言うまでもありません。歯科医院が過剰な状況の中、歯科衛生士歯科助手、さらには勤務医の採用は非常に大変な状況です。

 

新規開業時における採用計画については、必要人数ではなく人件費総枠から考えるのがセオリーになります。個人事業として開業する場合、常時従業員が5人を超える社会保険の強制適用事業所となりますので、従業員は4人以内として人員不足はパートを採用します。

 

歯科医師1人歯科衛生士2人歯科助手兼受付1人という体制が基本になります。開業当初からの常勤歯科衛生士の採用は困難を増しており、パートの歯科衛生士を複数人採用することも検討する必要があります。

 

なお、人材採用については、労働基準法を遵守して労働条件を提示する必要があります。開業当初から、税理士の先生だけではなく社会保険労務士先生と顧問契約を結んでおくことをお勧めします。昨今、労働関係のトラブルが増えていますので万が一の際も安心です。

 

〈採用時の提出書類一覧(例)〉

 

以上、新型コロナウイルス一日も早い収束を心から祈念しながら、気合を入れてブログ講義していきたいと思います。皆さんも全集中水の呼吸でブログを読んでくださいね。(合掌)

  

出典:歯科医院コンサルティングマニュアル(中級編)  

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