番外編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
2022年(令和4年)。新年明けまして、おめでとうございます!本年も「FP1級おじさんの日記」を宜しくお願いいたします。新型コロナウィルスの1日も早い終息を心より祈念申し上げます。(合掌)
元号が「令和」になり、流行り病や景気減速、さらには国際情勢の緊迫化などにより私達の生活を取り巻く環境は一変しています。激動の時代を生き抜くために私達は何をすればよいのでしょうか。
苦しい時や困った時、FPおじさんは「歴史に学ぶ(先人に学ぶ)」ことを常に意識しています。現在、非常に厳しい状況下におかれている方もおられますが、第2次世界大戦に敗北した当時の日本における絶望的な状況を考えてみてください。
FPおじさんは高校生の時、一冊の本と運命的な出会いがあり人生が変わりました。それは、福澤諭吉先生の「学問のすすめ」です。「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」というフレーズは誰もが知っていると思います。
一方で、全17編もある「学問のすすめ」を最後まで熟読したことがある方は、意外と少ないのではないでしょうか。福澤諭吉先生は一万円札の肖像になっていることで誰もが知っていますが、具体的に何を唱えて近代日本のリーダーになったのでしょうか。
「学問のすすめ」は空理空論ではなく、社会に役立つ実用的な学問(実学)の習得をすすめています。学問をすることで自分の意識がはっきりとして、経済(仕事や家計)がうまく回り、幸せな生き方ができると福澤諭吉先生は言われています。
「学問のすすめ」は、この社会に生きるすべての人に、何を常識として持ち、何を心の中心に持って生きれば充実した生き方ができるのかを教えてくれます。今、人生に迷い目的を失い、夢や希望が持てなくなっている方がいれば、是非、「学問のすすめ」を何回も何回も繰り返し熟読してみてください。
次回から、全17編にわたる「学問のすすめ」をFPおじさんのインプレッションを交えて解説していきます。令和4年が皆さんにとって明るく希望に満ちた年になるための一助になれば幸いです。(合掌)
以上、今年も皆さんのご多幸とご清栄を心より祈念申し上げます。(祈)