啓蒙思想編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
前回に続き、混迷の時代を生き抜くためのバイブル福澤諭吉先生の「学問のすすめ」を読み解きながら、今私達がすべきことは何かを考えて行きたいと思います。齋藤孝先生が現代語訳された「学問のすすめ(ちくま新書)」をご準備ください。
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〈第9編〉よりレベルの高い学問「人間は社会的動物」※中略
第二の動きについてだが、そもそも人間の性質というのは集まって住むことを好んで、決してひとりで孤立してはいられないものだ。夫婦や親子といった集まりでは、まだこの性質を満足させることはできない。
広く他人と交際して、その交際が広くなればなるほど自身の幸福も大きくなるのを感じるものであって、これが人間社会が生まれた所以である。そして、社会の一員となった以上は、またそれに対する義務がなければならない。
およそ、世の中に学問といい、工業といい、政治といい、法律というものは、みな人間社会のために存在するのであって、人間社会がなければ、いずれも不要のものである。政府は何のために法律を作るのか。悪人を防いで善人を保護し、社会をきちんと機能させるためである。
〈FPおじさんインプレッション〉
前回の第二の教えを深堀して教示されておられます。「広く他人と交際して、その交際が広くなればなるほど自身の幸福も大きくなるのを感じるものであって、これが人間社会が生まれた所以である。」という教えは、今でもFPおじさんのポリシーです。
社会人として社会貢献するために、人間としての義務を果たす。これこそが生きる意味であり人間社会の本流です。FPおじさんも余生は、税理士として租税法律主義の下で人間としての義務を果たし生涯を全うしようと思います。
出典:現代語訳 学問のすすめ
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